テクノロジーの力で、
伝統ある業界をアップデートする|渡邊 建

ラクスルは、今後さらに新しい産業での事業を展開していくために、「事業家人材」の育成・採用に注力しています。
今回は、2019年7月4日に公開されたされたビズリーチ公募ページ「ラクスル株式会社」の前半部分、ラクスル事業本部長 渡邊のインタビューをご紹介します。


ラクスル事業本部長 渡邊

――はじめに、貴社のビジョンについて教えてください。

ラクスルは、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンを掲げています。私たちは、テクノロジーの力を生かして、まだデジタル化が進んでいない伝統的な産業の構造を変革し、業界全体に大きな価値を生み出す「仕組み」、つまりプラットフォームの提供を進めています。

現在の主力事業は、印刷・広告のシェアリングプラットフォームである「ラクスル」と、物流のシェアリングプラットフォームである「ハコベル」の2事業。生産や物流、オペレーションといった、サプライチェーンの各分野にまで入り込むのが当社の特色であり、オンラインだけにとどまらない「インターネット×リアル」という事業形態は、私たちの事業が誇るユニークな競争優位性だと考えています。

――伝統的な産業には、どのような改革すべき点があるのでしょうか。

伝統的な産業は、産業構造が何十年も変わっていないことが少なくありません。だからこそ、そこにはアナログで非効率な仕組みが数多く残されています。

もちろん、どのような産業においても、少しずつデジタル化、オートメーション化は始まっています。しかし、伝統的な価値観やモノづくりの考え方が根強く残っており、産業構造を抜本から変革する動きは、決して多くはありません。

私たちは、そうした伝統的な産業におけるリアルビジネスと、テクノロジーの力を掛け合わせることによって、新しい「仕組み」を生み出し、今までになかった価値を届けることを目指しています。

たとえば、これまでの印刷業界は「時間をかけて一つの作品を作り上げる」という、芸術品を扱うような志向性が強く、生産性の概念が強く意識されることがありませんでした。

私たちはそうした業界にテクノロジーの力を持ち込み、効率化・デジタル化への変革をリードしています。具体的には、EC化と、各会社の非稼働時間を活用したシェアリングの仕組みを導入することによって、小ロット・短納期・低価格でのサービスの提供を可能にしています。

 

成功モデルを横展開、次の構造改革を目指す

――貴社は、さまざまな伝統的な産業の変革に挑戦されています。

印刷業界のプラットフォームである「ラクスル」の成功体験をもとに、当社は2015年、物流業界のプラットフォームである「ハコベル」をスタートしました。また、2018年には、インターネット広告の世界と比べて大きな変化が起きにくかったテレビCM業界を変革するために、テレビCMの企画・制作・放映サービス「テレビCMオンラインストア」を開始しています。

将来的には、現在展開している印刷業界、物流業界、広告業界だけに限らず、別の領域に参入していく可能性も大いにあります。社会に大きなインパクトを与えられるような市場規模の業界、かつテクノロジーがまだ十分に浸透していない分野であれば、われわれの持つノウハウを生かせると考えています。

当社はこのように、同じビジネスモデルを横展開していくことで、さまざまな業界の問題を根本から解決できるポテンシャルを秘めているといえるでしょう。新しい領域に乗り出し、新規事業を立ち上げる可能性は、無限に広がっているのです。

――続いて、今回新しいメンバーの採用を行う印刷事業本部について教えてください。

印刷事業本部は、「ラクスルを日本でNo.1のBtoBプラットフォームにする」という目標を掲げています。そのために、サイト上の購買体験やペイメントの仕組み、発注最適化などのプロダクト面から、価格・納期・品質といったリアル面まで、トータルでのユーザー価値の最大化を進めていきます。

加えて、その価値を最大限レバレッジできるマーケティング手法も社内でPDCAを回しながらノウハウを積み上げており、その目標が手の届くところまできていると感じています。

今後は、ネット印刷業界全体の将来について目を向ける段階に進んでいきます。ヨーロッパでは印刷物の20~30%がEC化されていますが、日本では現状3%程度。このEC化の流れは日本ではまだ始まったばかりで、成長の大きなチャンスが目の前に広がっている状態です。

ラクスルは、リーディングカンパニーとして、業界EC化を進めてより多くのユーザーに高い価値を提供できるよう、今後はラベルやパッケージといった難度の高い印刷物へのチャレンジ、そして初心者でも簡単に印刷物を作れるデザインツールの提供や、わずか数分で印刷データをチェックできるシステムなど、テクノロジーの力により業界の変革を進めていきます。

ラクスルが求める「事業家人材」とは

――ラクスルではどのような方が活躍しているのでしょうか。

当社では「事業家人材」と呼んでいますが、ひと言でいえば、事業やサービスに対して一気通貫で責任を持ち、事業全体を経営目線で俯瞰しながらユーザーや業界の解像度を圧倒的に高めて、リーダーとして最後までやりきれる人です。

上場したとはいえ、ラクスルはまだまだベンチャー企業。一人一人の裁量が大きく、入社後すぐに大きな仕事を任せてもらえるのが特徴です。目標数値などの合意は取るものの、それに向けたやり方は、チームの組み方なども含めて自由。しかしその分、最後まで自分でやりきらなければならない責任感が伴います。

ラクスルが向き合うさまざまな業界の問題には、まだ答えのないものばかり。だからこそ、日々新しい挑戦の連続です。そんな不確実性のなかで意思決定しながら前に進んでいく必要があるため、現場でユーザーやサービスに向き合い、一人一人が経営者目線を持って業務に取り組まなければ、事業全体として社会に新しい価値を提供することはできません。

また、当社には、「徹底的にやり切って、それでもダメだったら、それを糧にし、次に良いサービスを作ろう」という、失敗を前向きにとらえる風土があります。だからこそ、最後までオーナーシップを持ってやりきる人材は、大いに活躍できるチャンスがあるといえるでしょう。

事業家としての視野を広げながら、業界全体を巻き込んでいく

――渡邊さんは大手自動車メーカーから転職されています。ラクスルへ転職したことで、どのような変化がありましたか。

経営者目線やオーナーシップを持ってやりきる力を養うことができただけでなく、事業家としての視野が広がったと感じています。

前職では、ある一定の領域を専門とする働き方だったのですが、現在は事業全体を見ないと、業界を巻き込みながら仕事を進めることはできません。たとえば、一方で新規サービス開発のためのユーザー課題の特定やプロダクトの要件定義をデザイナー・エンジニアと行いながら、一方ではサプライチェーンの生産性向上を図るためにパートナー企業の生産現場から財務諸表までを確認して根本的な課題を掘り起こします。

そうした経験を数多くこなしてきたことで、思考の幅が広がり見るべき時間軸が長くなったと感じています。短期のP/Lに振り回されず、長期目線でユーザー価値を高めることにフォーカスできるようになった、ということです。この経験は再現性が高く、他の業界へこのビジネスモデルで参入するときには、今よりも確度高く事業を作ることができると確信しています。

また、周りのメンバーたちの成長スピードもとても速いです。当社には年功序列の考え方は皆無で、いかにバリューを発揮できるかで評価が決まるため、なかには新卒4年目で事業部長に就いた社員や、半期ごとに毎回ポジションが上がっていく人もいますね。成長意欲の高いメンバーが周りにたくさんいるのは、とても良い刺激になります。

――未来の新しいメンバーに向けてメッセージをお願いします。

ラクスルには、会社のビジョンにある通り、仕組みを変えることで世界をより良くしたいという思いを持ったメンバーがたくさん集まっています。そして新しい事業の種も、成長の機会も、キャリアを広げるチャンスも豊富にあります。

私の前職である自動車メーカーのような重厚長大な産業で働いている人の場合、大胆なキャリアチェンジをイメージしにくいと考える人も多いと思います。しかしラクスルにおいては、そうした産業での経験を生かす機会に満ちあふれています。

ぜひ私たちと一緒に、良い世界を作っていきましょう。


出典:ビズリーチ 公募ページ「ラクスル株式会社」(2019年7月4日公開)より転載
https://www.bizreach.jp/content/721


▼BizDev(事業開発)職の募集はこちら▼
【事業責任者候補/BizDev】事業家としての視野を広げ、レガシー産業の変革をリードする事業家人材を募集

▼Twitter▼
@raksul_bizdev

Related Posts